エウプロシュネー(古希: Εὐφροσύνη, Euphrosynē)は、ギリシア神話に登場する女神である。アプロディーテーの侍女である三美神カリスの一柱で歓喜、祝祭を司る。長母音を省略してエウプロシュネとも表記される。また別名で「エウティミアー」(古希: Ευθυμια, , Euthymiā)とも呼ばれる。
古代ギリシア語の「喜び」を意味する ευφροσυνα (エウプロシュナ)が語源。
ゼウスとエウリュノメーの3人の娘の1人で、アグライアー、タレイアと姉妹。一部ではパーシテアー、カレーと姉妹であるとされる。
脚注
- ^ ピンダロス断片155(trans. Sandys)。
- ^ ヘーシオドス、907行-909行。
- ^ アポロドーロス、1巻3・1。
- ^ ソストラトス(apud Eustath. ad Hom. p. 1665)。
参考文献
関連項目