非武装地帯(ひぶそうちたい、DMZ、英語: demilitarized zone)とは、戦争・紛争状態あるいは停戦状態にある2つ以上の国家(または軍事勢力・同盟)の間に、平和条約・休戦協定などによって設けられる、軍事活動が許されない地域のことである。
多くは、事実上の国境である停戦ライン(軍事境界線)の周辺に設けられる。
非武装中立地帯(ひぶそうちゅうりつちたい)、中立地帯(ちゅうりつちたい、英語: Neutral Zone)ともいう。
非武装地帯は、居住したり開発したりするには危険であることから、手つかずのまま放置され、いくつかの非武装地帯は意図せずして野生生物保護区のようになっている。
南極条約第1条により、南極大陸での軍事活動は禁止されている。ただし、軍人や軍用器材が平和目的で使用されることはある。